先日はサーモカメラも用いての中古住宅インスペクション同行立ち会いでした。弊社のインスペクションの満足度を高めるために調査中に行っていることのひとつとして、費用対効果を重視したリフォーム・メンテナンスアドバイス。中古住宅購入者は必ず何らかのリフォームがあるため、劣化等の確認とともにリフォームアドバイスは大変助かるとの声を得ています。
インスペクション依頼は増えつつけておりますが調査技術者が少ないという課題があります。社内でも単独調査可能な技術者を増やしてはいますが、パッと見では分からない雨漏りやクラック原因については私も同行立ち会い続けていますが、全て対応するこてはできず、技術者パートナーを増やしていけないかと。
また最近は、雨漏り・結露(カビ)系などの原因特定依頼も増えてきているため、サーモカメラ、環境温湿度計、紫外線反応液、スモーク、スネークカメラ、金属探索器なども常備するようにしており、100%の原因特定を目指すようにしています。
雨漏りやカビ原因を解決するために、防水業者さんなどが無料で調査した上で見積書まで作成してくれるケースもあります。ただ、中立性の面や、その原因が複合的なものであったり、それまでとこれからとの住人が気づきにくい生活習慣・メンテナンス方法にも関連するため、中立的にアドバイスを行える中古住宅インスペクションの需要はゆっくりとはですが高まり続けていくはずです。
インスペクション調査時のリフォーム・メンテナンスアドバイス
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