コンクリート圧縮強度について

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構造耐力上問題のある不足が認められるかどうかを調査します
対象住宅が大規模住宅の場合で、計測可能なコンクリート粗地面を有する建物に限られます

使用する計測器具は「シュミットハンマー」「リバウンドハンマー」「コンクリートテストハンマー」と呼ばれるものを使用します。

弊社で普段使用している計測器は、N型のシュミットハンマーとオリジナル作成した測定箇所シートです。


以前は、測定箇所をプリントした用紙を使用してましたが、

最近は、3Dプリンターで作成したシートにテープを貼り計測数値を記入しています。

計測した数値と計測面の状態、築年数などの補正を加味した上で圧縮強度Fcの換算式に代入していきます。

劣化状況の判断数値が出てきます。

先にも記載しましたが、シュミットハンマーは大規模住宅の場合に計測する事になっています。
小規模住宅(一般的な大きさ)だと、通常は計測しません。
小規模住宅でもシュミットハンマーの計測を希望される依頼者がいます。
その目的は、
築年数が40年以上で図面も残ってなく、構造耐力があるかどうか知りたい
構造耐力の数値化を把握し、取り壊しの判断材料としたい
などです。

このようにシュミットハンマーによる計測は、決められた規模の建物以外でも利用されるケースがあります。

※換算式から得られた数値は、あくまでも圧縮強度を推定する試験方法であり、誤差を伴うものであることは十分にご理解して頂いてもらっています。

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